まだまだ夏を楽しんで―。愛媛県鬼北町上鍵山の休耕田で約8000本のヒマワリが咲き誇り、住民らの目を楽しませている。見頃は今週までになりそう。
 鬼北町日吉地域のまちづくりグループ「日吉一希を起こす会」(林健二会長)が地元を盛り上げようと、昨年から取り組んでいる。約30アールの田んぼを借り受け、約6トンの牛ふんで栄養を与えて花に適した環境を整備。7月中旬にメンバー約10人が種をまいた。ヒマワリの周囲にはコスモスも植えている。
 16日は鬼北町下鍵山のみどり保育所の園児20人がヒマワリを一目見ようと訪れた。子どもたちは自分より高い花と背比べをしたり、匂いをかいだりしてはしゃいでいた。